読書感想文攻略法?

2002年8月27日
小中高生は夏休みも終わりですねー…
まだ自分は夏休み続きますけど。

大分四苦八苦してる頃じゃないんすかねー、宿題。
その宿題、夏休み大抵あるものといえば読書感想文。

自分の高校は人権に関する文か、読書感想文かで選べた。
まぁその作文、うちの国語担任は、まず生徒をグループわけして、それで他のグループの作文をそれぞれ採点し、各グループトップの点数の作文を担任がみるという方式だった。
ようするに担任の手抜き。

なにはともあれ生徒にとってほかのやつの作文を読むのは面白いものである。
とくに読書感想文は独創性に富んでいた。
まさかこの本の感想を書く奴がいたとは!って言う驚き、そしてその文の内容。その最たるものは…

「国語辞典を読んで」

ありえねぇぇぇぇぇ!!!
評論でも物語でもねぇぇ!一体何を学ぶんだ!

国語辞典を読んでその内容

彼は国語辞典を読むのであって、決して意味を調べたのではない。よってその内容はニュアンスとしてはこんな感じだった。
ア行
あ、「あ」には愛、悪などがありなんか人間の根底の言葉なきがする。
い、「い」には胃、医、生きがいなどがあり医者を連想させて嫌な感じだ。

ともかくこんな具合に文を進めてくのだ。
まぁ感想文といえば感想文だが…
とにかくさらに驚くべきことにこの感想文、その終わり方は

「く」苦、空襲、空腹、臭いがあり頭にくる言葉ばかりなので、ここら辺でやめとする。

やめちゃったよ!投げ出しちゃったよ!企画に無理ありすぎんのばればれじゃん。

ともかく自分はその勇気に敬意を表し最高点を与えた。

さぁ世の学生諸君読書感想文で独創性を狙いたければ国語辞典について熱論すべし

コメント